たーんゑにぐま

タイムシフト予約してゐた5月27日放送の「ニコ生岡田斗司夫ゼミ特別編」を視聴しました。
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」に関しての批評がメインでしたが、その際の独自評価による点数付けのひとつとして∀ガンダムの名も上げられてゐました。主なアニメの評価は以下の通り。

95点　「機動戦士ガンダム」「カリオストロの城」
90点　「ガンバの冒険」「風の谷のナウシカ」「蛍の墓」
85点　「未来少年コナン」「新世紀エヴァンゲリオン」
80点　「∀ガンダム」「魔法少女まどか☆マギカ」「涼宮ハルヒの憂鬱」
75点　「トイ・ストーリー」「魔女の宅急便」「サマー・ウォーズ」
70点　「ハウルの動く城」

100点満点で５つの観点から評価してゐるとのこと
　1：パッケージ（枠）
　2：新しさ、古くなりにくさ
　3：動き、センス（作画、声優等はこれに含まれる）
　4：社会性
　5：ビジネス

岡田氏が云ふには85点以上は是非見てもらいたいレベル。80点は観ても損はしないレベルとのこと。
個人的な感想としては、∀ガンダムにかなり良い評価を与えてゐるのではないかと。

彼らの世代は正真正銘のファーストガンダム世代だと考へます。それも岡田氏の場合はファーストと云ふ呼び方自体気に入らないレベル。（笑）
ガンダムと云へば「機動戦士ガンダム」、その後に出てくるものはすべてオマケ。
下手な内容のガンダムシリーズには海原雄山よろしく「このアニメにガンダムを付けたのはどこのどいつだああ！」てなもんでせう。

私の場合は第一次ガンプラブーム世代と云つたところでせうか。
飛行機や戦車など普通の乗り物のプラモデルしかなかつた時代に、いきなりガンプラなるものを見せられ衝撃を受け、それからアニメを追つた感じです。市民会館の特設ステージで放映された「めぐりあい宇宙」を観た思ひ出をえらそうに語つたところで、所詮はガンプラから入つたレベルなのです。ゼータもヴィクトリーもターンエーもOKなのです。

５つの評価基準のウェイトの話は特に言つてなかつたやうですが、普通に考えるとそれぞれ20点配点と云つたところでせうか。
そうすると、５のビジネス要素の点数が低いのかもしれない。
まあ、こればかりは仕方がない。∀ガンダムファンでも、おそらく意見が割れやうがないだらう要素です。
あとは、派生ガンダムとしての宿命の減点なんだらうかねえ。逆に云へば、それを踏まえてこそ、∀ガンダムの80点評価はかなりの高さだと思ひます。

勝手な想像ですが実質最高評価点数がついてる「機動戦士ガンダム」以外のガンダムシリーズものに対して、あの「ガンバの冒険」の90点や「未来少年コナン」の85点と同じ点数をつける訳がないと感じたからです。（笑）